車業界10年以上になりますが、初めて検査をすり抜けて流通した車が入庫しました。
名古屋の競り会場から運んだ車なので現車を見たのが昨日です。
検査票では3万3千km走行のエアトレックですが
入庫してチェックの段階で違和感を感じました。
3万キロの割にやつれてる・・・
やつれを感じるのは経験とカンでしょうか。

徹底的に調べあげた結果、15万キロ以上走っているという
疑いがあるというような状況証拠ではない
確固たる証拠をつかみました(;゜ロ゜)

走行距離管理システムというものがあります。
中古車として流通すると日時と走行距離がシステムに記録されていきます。
今回は書類上問題なかったのでたまたま検査に引っかからなかったようです。

車検証には過去2回までの車検時の走行距離が記載されています。
この車は過去2回の車検証の走行距離に整合性があったため検査をすり抜けました。
しかし、実際は車検証に記載されていない3回目の車検の時にメーターを交換してありました。
※調べあげると過去の履歴がどこかに必ずあります。

今回はわかりやすい状況証拠がありました。
スペアタイヤを入れるところに過去に使っていたスピードメーターが入れてありました(*゚∀゚*)
オイル交換履歴なども数枚残っていたこともあり
騙す気はなかったのでしょうが、状況証拠を車に搭載したまま検査をすり抜けてしまいました。
騙そうとした悪意のあるメーター戻しではありませんでしたが
こんな簡単な違和感に気がつかない検査にプロとして憤りを覚えます。

結果として車は競り会場へ返却です。
当然ながら、(株)アクセルではお客さまにこのような状態の車を偽って売ることはあり得ません。

ほとんどの車がしっかりとした記録がありこのようなことはめったに起こりません。
10年以上この業界にいて検査をすり抜けた車は初めて見ました(^_^;)

ニュースなどでメーター戻しの記事などを見ると
「中古車屋に対するイメージダウン」を感じます。
ごく一部の業者の行いで、この業界すべてのイメージが悪くなってしまうのではないかと思っています。
このような検査のすり抜けは悪徳業者にとっては美味しい事です。
しかし、健全な経営をしている大多数の車屋にとっては害悪ですので検査の強化を切に願います。

短期間で荒稼ぎをしたいなら、犯罪に手を染めてでもやる業者もいるのでしょうが
(株)アクセルでは蕎麦のように細く長くお客さまと関わっていきたいと考えております。
一時の利益のために誠実さを欠き、信頼を失ってしまっては長く商売をすることができないと考えております。

お客さまに喜こんで頂くためには何を、どのようにしたらよいか。
それを考えております。

お客さまの喜びを作ることのメニューの中には
「メーター改ざん車を黙って偽ってお客さまに販売する」
という行動は絶対100%ありません。

むしろ目指すところは
お客さまに感謝し、感謝される、そんな関係を築きたいのです。
もちろん良い物を提供する、良いサービスを提供する
お客さまから必要だと言って頂けるお店であるように努力しております。

2月~4月までは車買替えのシーズンです。
一年で一番車の動きがある時期です。
「忙しいから」という理由でそのような重大な欠点を見逃したりはしません。
当店で扱う車は公正であることはもちろんのこと
一人一人違うお客さまが真に喜ぶためにはどうしたら良いのか
常に全力で立ち向かわないと満足というものはつくれないと思います。

駄文でつらつらと書き殴ってしまい失礼しました(^_^;)
どのような思いで(株)アクセルは営業しているのかを一端でも感じて頂けたら幸いです。