タイヤの使用限界とは

タイヤにはスリップサインというものが数カ所にあります。
タイヤの溝に一段高さがあるところです。

このスリップサインの高さは約1.6mmです。
タイヤの溝がすり減ってスリップサインと同じ高さ(1.6mm)になると、道路運送車両の保安基準を満たせないため車検は通りません。
片減りによりタイヤの内側だけスリップサインが出ていることがあります。
1ヵ所でもスリップサインが出たタイヤは車検に通りません。

実例で確認


①新品タイヤ
製品によって溝の高さが違いますがだいたい8mmほどの溝があります。
車検合格です。褒め称えるレベル。

雨の日でも安心。


②9分山
新品となにが違うのかわからない。
もちろん車検合格。タイヤは使わないと減らない。

雨でも使える。


③7分山
偏摩耗もなく健全な状態。
余裕の車検合格。安心してお出かけオッケー。

雨はいやだなーと思いつつ使える。


④5分山
○分山というのは感覚的な表現です。
ちょっと減ってきた感が見て感じ取られるが
車検合格。まだ使える。

そろそろ雨の日のハイドロプレーニングしやすくなるお年頃。


⑤偏摩耗
タイヤの両端に減りが見受けられる状態。
スリップサインまでは出ていないが交換が望ましい。
アライメントがずれていたり、空気圧が適正でなかったり、オーバースピードでコーナーに進入するとこんな感じに減る。
車検合格。しかし、細かい検査官によっては不合格。

雨の日滑りやすくなる頃。


⑥摩耗大 偏摩耗
スリップサインがタイヤの面と同じ高さ=1.6mm
かつ、画面奥側のタイヤが偏摩耗している。
車検不合格。追い返される。

雨の日、交差点で滑るレベル。むしろ晴れてても滑る。


⑦超摩耗
最近ドリフトくらいでしか見なくなった異様な減り方。
スリップサインすら減って見えない。
当然のように余裕の車検不合格。検査官から車検なめてんのかと怒られるレベル。

雨の日まっすぐ進むの大変じゃない?レベル。
水たまりに乗っただけでハイドロプレーニング現象を体感できる確率大。


⑧番外編 トレッド面の荒れ
サーキットで熱を加えてゴムが溶けたり、溶けたゴムを拾った状態。
ブレーキロックしたりアンダー出したりで荒れ方がすごい。
車検合格。スリップサインより溝がある。
しかし、トレッド面が荒れて飛んでいる箇所があり、細かい検査官に怒られる可能性あり。

車でお出かけ前の日常点検は運転手の義務です

日常、出かける前にさらっとでもよいので目視で車をチェックしましょう。
タイヤが釘を拾って帰宅し、翌朝にはタイヤの空気が抜けてなくなっていた。そんなことはよくある話です。
見えやすい運転席側のタイヤなら気がつきやすいですが、助手席側は見ようとしなければ見ないまま出発することが多いと思います。
それに気づかず、タイヤが原因で事故を起こした時に
「ディーラーで車検とったばかり」
「新品タイヤにしたばかり」
「しっかり整備してもらった」
など言い訳しても迷惑をかけた相手には一切関係ないことです。
自分の安全はもちろん、人に迷惑をかけないように日常点検をしてみてください。

自分では点検の自身がない場合

もちろん(株)アクセルでは日常点検レベルは即対応です。
むしろ頼まれなくても異常を見かけた瞬間に報告します。

自分の近くにそのようなショップを見つけてください。
ただし、気をつけたいのは「売上売上売上!!」なオーラを出しているところです。
上記の④5分山

これくらいのタイヤで
「タイヤが減っているので交換時期です。このままでは車検に通りません。見積もりましょう」と言われたことがあります。
車検合格した翌日にです(゚Д゚;)

車のことに詳しくないお客さまは「プロに言われたから」と言ってホイホイ交換してくれます。
優良顧客です・・・。
タイヤもったいないなぁ。

弊社では同じお金を使ってもらうのだったら、まだ大丈夫なタイヤより
装着していないドライブレコーダーなど、他の安全や快適になるための装備をオススメしております。

ぜひ、よいショップとお付き合いして安全、快適なカーライフをお送りください~。